2日目



ログインしてLAVAに飛んでみると、



俺のつくったストライクフリーダムグラブ

装備している人がいました。

この人があの法外の値段で売りつけた取引相手だったと思うと

申し訳ない気持ちになりました。

こう書いとけば、読者受けはいいらしいです。





せっかくなので少し話をして

この日は終わりました。



ストライクフリーダムグラブの一件で

自分はラマネットをBANになったのですが、

今見るとラマネットも潰れてて、笑い

居た堪れない気持ちでいっぱいになりました。









3日目 、4日目5日目


昨日のストライクフリーダムグラブを売りつけた人、

ラマネットがなくなってる事、を思うと

とてもじゃないけどUOをする気持ちにはなれませんでした。









6日目


デフォルト設定のルーンブックを選択し間違えて

デルシアに飛んだつもりがLAVAであり、

そこには



リア充で評判のマルスがいました。


リア充には程遠い自分から見れば

マルスの姿は、若さと希望で満ち溢れており、

その瞬間、嘔吐と下痢の症状に見舞われました。



気づかないフリをしてROしようと思いましたが、

結局 話をするうちに、ダスタのPSCに誘われました。



NOと言えない自分は参加。



マルスの知り合いご一行様に参加した形になったのですが、

途中

03:35 (mrs) あまさん
03:35 (mrs) いっぷくしてくるぜ

03:35 (Ama_7) ええw

03:35 (mrs) かれらつよいから
03:35 (mrs) pkきてもだいじょうぶ


PKきても大丈夫とか、そういう問題じゃない。




勘弁してw









結果、PKもこず平穏にPSCは終わりました。

僕のカバンには魔法15が出たので、

メンバーの一人に渡して、僕はお金を拾って帰ることにしました。

こうやってPSCをしたのは何年ぶりだろう。

当時に思いを馳せながら、懐かしさを感じることができた。

「懐かしく」感じるのは、自分の中で「いい思い出」として残ってあるから。

当時の感性を少しでも鼓舞することができた。

もうそれだけで充分でした。



同時に、MMOの楽しさも思い出させてくれました。

先ほどのPSCではコミュニケーションは皆無でしたが、

見知らぬ他人同士が同じ目的に向かい協力するのは

なんて素晴らしいことだろう。


僕はお金を入るだけカバンに詰め込み、

宇宙とへと続く祭壇のゲートに飛び込みました。


「このお金で包帯を買おう。」


またいつか昔のようにUOをすることもあるかもしれない。

その時のために、今できることをしておこう。










自分は何を思い上がっていたのだろう。

また夢をみようとしていた―――。

――― 資格すらないのに。



目を覚めさせてくれた3FDL!さん。

僕は気づけばモニターの前で敬礼をしていました。






幽霊のまま自分は走る。

宇宙のゲートで、体は自然にマジンシアを選択。

あそこならすぐ生き返れる。










帰れなくなった。









03:45 (mrs) あれ
03:45 (mrs) あまさん・・
03:46 (mrs) UOおちた・・・?















7日目


3FDL!さんから逃げているときの恐怖が忘れられず、

体が震え出して、下痢が止まらなくて、どうしようもなくなる。

同時にGTが切れる。