運命の火蓋は切って落とされたわけだが、
この戦いの直前
御三家の1人の Reith に
花火ワンドを手渡された。
Reith は続けてこう言った。
「 何の取り得もない普通の装備
それは、ゴミ以下な存在 ―――― クズだ。ブリ銀にでも捨てろ。
今の俺たちに必要なのは、神 、そう神装備だ。
だが、ゴミ があるからこそ、神 が存在しえる。
言わば ゴミ と 神 は表裏一体
だからこそ、その両方に敬意を払え。
故に 神装備、ゴミ装備ができたときは、
このワンドで祝福を上げろ。
しかし、最終的に俺達が手にするのは、ゴミじゃない。
――――― 神 、神装備だ! 」
Amanda と syn の顔は一瞬にしてこわばった。
Reith 「俺たちは Mzh の負け組みの代表だ。
無様な結果は許されない。
―――― いくぞ!」
一番手 Amanda ――――
Amanda 「参る!」
まだ作ってもないのに
花火が上がってるって!
<Amanda> おい
<Amanda> @おい
<Amanda> @@@
<Amanda> お前ら
<Amanda> 俺まだ作ってもないぞ
<Amanda> ゴミと決め付けるなや@@@
まぁ
ゴミなんだけどね・・・
ゴミダ―――――
どん、どどどーん
たーまーやー
<Reith> 花火6発か ・・・・
<Amanda> 6ゴミーだな ・・・・
ここら辺から PCの前で笑い転げて、
もう Bルニとかどーでもよくなってきた
二番手 syn ――――
syn 「参る!」
- syn -
自分の所属ギルドSM の同僚
仲間の自分が言うのもなんだが、
こいつのしょっぱさには時々驚かされるときがある
いつも近くにいるせいで
いやおうなしに力の差を感じさせられるんだ
<synn> タスクマスターでたーww
そして何よりも コイツには今、勢いがある
HOIMIN神が いつか言ってたっけ
「 殻を破ったとき、
俺と同じ 神 に一番 近いのは
もしかしたら syn の奴かもしれねえな 」
そして ――――
彼自身から 1発の花火が打ち上げられた
これは、今、この瞬間
神、あるいはゴミが生まれた という合図
何が生まれたんだ ――――
ゴミ それとも 神 ――――
|
syn 「うおおお」 |
syn が吼える
神なのか ――――
俺を ――――
俺を ――――
俺をおいて行くな ――――
おいて行くなーーーッ
syn 「なんだよ、コレ、この抵抗値」
|
syn 「これHQっていわねえだろw」 |
まぁ、とりあえず
どどどーん どーん
ゴミダ―――――
<Reith> 花火18発か ・・・・
<Amanda> 18ゴミーだな ・・・・
<synn> 圧倒的じゃないか ・・・・
三番手 Reith ――――
Reith 「俺が決めてやるよ、、、」
- Reith -
ギルメンの Nice Japan に紹介されて、
偶然、会話をする機会を得たのが1週間前 ――――
Nice Japan 「 新人の負け組を連れて来た。
仲良くしてやってくれ。」
ふざけやがって
どうぜ 中途半端な不幸モンだろ。
正直、興味はなかった。
だが、せっかくだ
話だけでも聞いてやる ――――
<Reith> 初めてのAFがタスクマスター
<Reith> 2個目が青弓
<Reith> しばらくして ミドリ頭
<Reith> その次も ミドリ頭
HOIMIN 神 は syn を
俺と対等の力を持つ負け組と
言われたが
もう1人
いるじゃないか
Reith 「俺の 魂 込める!」
Reith の闘魂注入
その結果 ――――
それは
ゴミダ ―――――
落ち着け!
まだ序盤だ ――――
まだ 27 ch 残ってる!
どうして
ここまで悪くなっちまったんだ ・・・・
勝ち組になりたい気持ちが強すぎて
大事にいきすぎた?
1ch 、 1ch を大切にしなきゃならない勝負なのに
皮胴を 裁縫スキル 110 でとか
そんな作り方をして
勝ち組になれるはずない ・・・・
もう ダメだ ―――
残り 1ch で神装備をつくるなんて
俺のリアル運ぽうぇrじゃ
もう ――――――――
だけど
オレ次第だ
この最後の 1ch で
勝ち組になるのも、負け組になるのも ―――
オレ次第だ
最後の勝負だ ――――
これは ―――――
全部 無かったことにしたい物語 ―――――